room.605
彼はいま 選ばれた人しか立てない セカイで 戦っている
到底僕には 想像もつかない 深く 孤独で 長い道を歩んでいるだろう
望もうが望まなかろうが それが偶然的にも必然的にも訪れたならば
その時は もう ただ ただ 歩むしかないのかもしれない
到底僕には 想像もつかない 孤独な世界で
彼は何を見つけて帰ってくるのだろうか
孤独な世界だからこそ わずかな温もりが
真冬の夜に体の芯まで温めてくるココアのような
優しくて忘れられないモノになるのかもしれない
帰ってきた彼がいつか書く何かを読める日を
楽しみにしながら 僕も同じくらい別の道を歩んでいたいと思います
病も傷も 治るという希望を内包している
厳しさの中に見つける優しさは
格別で忘れられない 美しい塊になるのかもしれない
少しでも温もりの一部を担えたら,と.
今日もありがとう。
"生まれ育った場所に帰る"という行為は
"リセットボタンを押す"ということと同義なのかもしれない。
もちろん完全なリセットボタンなど存在しないけれど。
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