死後の世界

死んだら、その後に語らうことは

その人間はどんな人間だったかということ。

なぜ、その服をまとい、

なぜ、その地に居を構え

なぜ、その仕事を選び

どんな生き方を日々していたかということ。


どんな本を読み、どんな音楽を聴いていたか。

何よりも、彼は生きることへのそこはかとない理想と情熱があった。

そして、その世界と現実とのギャップに苦しんでいた。

だけれど、最後まで生き方をブラさなかった。

誰も責めず、自分を被害者とせず、誰かを責める人を諭した。


彼は、本の中から学んだことを実践して生きた。

そして、最期を迎えた。


お母さんの話を聞いて、そうだったんだと感じた。

昔、彼が入院中にこのブログを読み、祐太の書く内容が好きだと言ってくれた。

最後の会話は何だったかな?

本当にある1日の最後の一言が、最期の会話になってしまった。

貴方から学んだことは、いま、尊敬する先輩方から教わっていることと全く一緒だ。



全ての人生の責任を自分でとる立場をとるということ



俺もそうやって生きる。起きていることは全て自分自身。

ひとつのことなんだ。

思うままに生きて良い仕事を手に入れたのだから、ね。


代々木 ドトール カウンターにて